「私は嫌われているんじゃない。私が皆を嫌 いなの。」
区切って分けた、向こう側。自分じゃない、誰かの痛み。
見て!僕の中のモンスターがこんなに大きくなったよ!
仄かに笑う理由を教えて。
命自体が負債だとして、返しきるのはいつになる?
切断、錯乱。脈絡のない私の命。そして、あなた。
「踊り方も知らないなんて、君は人生の敗者だよ。」
薔薇のように赤くて痛くて
願いを成就させるにはこの道は狭すぎる
愛は空からばら撒ける程度には存在するはず
心は複雑で、でもそんなこと君には関係なくて
生きることは循環で、今日も血は巡るだけ
コピーのような生活の話
あるいは丸善に檸檬を置くように
魔女なんて存在しない、私以外には。
「春は桜の花びら」の逆
雨に唄おう、騒ごう、踊ろう!
せめて崩壊や荒廃くらいは平等でないと、ね。
きゅうしょにあたった!
虫けらみたいに同化しろ
月に行く道中、嫌でも地球は見えるという
恋に狂う自分すら愛おしいなんて
春が嫌いだった。
どうやら物語は起きている間しか進まないらしい
思い出すのは惨めさばかり!
運命のせいにする無様さを
失って、失って、それでも消せない命の残像。
「君と僕」、そんな言葉は二重否定のようで
照らされることは幸福かしら